グラッドスタジオ 川崎の一級建築士事務所

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お知らせ・コラム

中古住宅を購入する前の6つのポイント

コラム
2016.9.19

中古住宅を購入してリフォームするというのも予算を抑えるひとつの手ですよね。

 

中古の車は買う時は試乗できますし、古着も試着できることができます。

中古住宅も実際に物件を見ることができるから大丈夫と思ってしまいがちです。

 

しかし、中古物件には注意するポイントが潜んでいます。

そのポイントとは「見えないところにこそ注意が必要」ということです。

 

 

ポイントその1耐震性

耐震性があるかどうかは、建築士でさえ外見を見ただけでは判断出来ません

図面があるか、建築確認済証や検査済証があるか確認する必要があります。

古い建物だと図面の通りに施工されていないケースが多々ありますので、古い図面は信頼せず、現場と合っているか調査が必要な場合もあります。

 

 

ポイントその2雨漏りや結露

結露は内壁のクロスに剥がれがあったりすると、結露があったのかと判断できますが、

雨漏りを発見するには簡単にはいきません。

注意しなければいけないのは屋根の形状です。

屋根が複雑であると雨水が浸入してしまう可能性が高くなるので注意が必要となります。

特に、平屋建ての部分と2階建ての部分がある場合や出っ込み引っ込みしている建物は雨漏りのリスクが高いことになります。

もし、可能であれば中古物件の見学は天気の良い日に行くのではなく、雨の日に行くのがいいでしょう。

また、もし可能であれば、不安な箇所にホースで水をかけるなどもあります。

 

 

ポイントその3シロアリ

シロアリの被害が少ない場合は、発見することも難しいかもしれませんが、被害が大きい場合は、建物基礎から上がってくるケースが多いです。

基礎まわりをよく見て蟻道が無いかチェックをするといいです。

シロアリはジメジメしたところが好きなので、上記ポイント2で書いた雨漏りや結露がないことも合わせてチェックする必要があります。

 

 

ポイントその4リフォームしやすい建物か

中古物件ですとやはりリフォームしたくなりますよね。

単に、ユニットバスを入れ替えたり、クロスや床材を貼りかえる程度ならば問題ありませんが、間取りを変更したい時は注意が必要です。

この壁を取っ払って・・・みたいなことを考えたくなりますが、木造住宅にとって壁は耐震に必要な場合もありますので、しっかりと専門家に見てもらった方が良いところです。

また、木造住宅は主に在来工法とツーバイフォー工法があり、ツーバイフォー工法は在来工法よりも耐力壁の位置が多いので間取り変更しにくい場合もありますので事前に確認する必要があります。

 

 

ポイントその5瑕疵担保責任の期間を確認

瑕疵担保責任とは、売買する住宅に隠れた瑕疵(雨漏れやシロアリ被害)があった場合に、売主が買主に対して負う責任のことです。

この瑕疵担保責任で重要なのが、その責任を負う期間です。

個人同士の売買取引では売主は瑕疵担保責任を負わないとすることも出来るので、しっかりと確認をしたいところです。

引き渡し後1~3か月程度の瑕疵担保責任期間を設けるケースが多いようですが、その期間に報告したものは全て修繕してもらえるものではないので、契約前に瑕疵担保責任の期間どのようなケースに対応してもらえるのか責任範囲を確認しておくことが大切です。

 

 

ポイントその6建て替えが出来るのか確認

中古物件といえども、遠い将来には立て替えもするかもしれませんよね。

立て替えで重要となるのが道路です。

道路なくして新築できません。

現在建物が建っているのだから建て替えができるとは限りません。

敷地が道路に2m以上接することは、建て替えの最低条件となりますが、路地状敷地では一見道路のように見えても私有地だったりすることもあったりします。

また、高い擁壁がある場合、新築する時に思うように建て替えができないということもよくあります。

 

 

 

中古車は販売店が最低限整備しているケースが多いかもしれませんが、中古物件は不動産業者が販売しているからといって隅々まで点検されているとは限りません。

雨漏りやシロアリまで必ず発見できるとはいえませんが、事前に第三者に住宅診断(ホームインスペクション)を依頼することをおすすめします。